リレー「ていね星」(2004年 8月)


「2大芝桜と大自然の知床を訪ねて」

関 忠男

体調は今一であるが、タイムブルジョアジィの特権を生かし、下記のツァーに家内と参加した。
なんと格安の33,500円/一人。

5/31(月) 羽田空港(7:00発)⇒新千歳空港⇒美瑛⇒富良野⇒糠平温泉
6/ 1(火) 糠平温泉⇒三国峠⇒層雲峡⇒滝上公園(芝桜)⇒上湧別(チューリップ)⇒網走
6/ 2(水) 網走⇒東藻琴(芝桜) ⇒知床五湖⇒知床ウトロ港(知床遊覧船)
⇒オシンコシンの滝⇒摩周湖⇒摩周川湯温泉
6/ 3(木) 摩周川湯温泉⇒900草原⇒阿寒湖オンネト⇒足寄⇒日勝峠⇒新千歳空港
⇒羽田空港(22時30分着)

第一日:終日雨.......
行程を変更し層雲峡(銀河・流星の滝)を見学、雪解けと雨のためか増水しており力強い男性的な滝。渓流とブナ林を眺めながら入る糠平温泉の露天風呂は最高。バス旅の疲れも取れる。

第2日:昨日の雨が嘘のような雲ひとつ無い晴天....,,,
三国峠,昨日とは打って変って原生林から大雪山連峰まではっきり見渡せる。最高の眺め。滝上公園(芝桜)約1時間40分ノンストップんの行程、前立腺肥大予備軍には堪える。芝桜は綺麗だが、公園のレイアウトが悪い。駐車場が公園の中腹にある。広大な芝桜公園の見栄えが半減されている。
上湧別(チューリップ)大部分の花が散っていると心配されていたが、頑張って私達を待っていてくれた。原生花園脇の道路を通る。かすかな思い出がある。網走湖畔のホテルに宿泊。夕日が綺麗。私にとっては40年ぶりの再会。

第3日:本日も晴天なり.......
東藻琴(芝桜)盛りは過ぎた感じ。ゴーカードに乗る。苦労した。こちらは駐車場は丘のふもとにあり、下から全体が見える。しかしいろいろな遊具がありすぎ欲張りすぎてまとまりが無い。
知床ウトロ港(知床遊覧船)波一つ無いべた凪。青い海、氷河に侵食された絶壁、その上に携わる斜里岳このまま開発されず残しておきたい。船上から見た入り江にかすかな見覚えがある。40年前に津田さん等と(津田さん所有のセドッリク)旅行したとき、知床最果ての民宿に泊まった時の入り江に似ている。知床五湖クマが出没しているらしく、1,2湖散策自然味溢れる散策であった。1湖にフナがいた。心無いものが放したらしい。残念。
摩周湖 肌寒く感じられる中、中島まではっきり見える。ラッキー。摩周川湯温泉に宿泊 露天風呂で若い2人の女性と混浴となる。これまたラッキー。良い温泉でした。スターウオッチング出来ず残念。


  第4日:900草原....,,,
720度見渡す限りの草原、地平線までの草原、思い出せばこのような風景と自然に憧れて、北大に入学した。ここもこのまま後世に残しておきたい。阿寒湖 この湖畔にテントを張り宿泊し、土田君と奥さんとの馴れ初めの話をテントの中で聞いたのを思い出した。今もおしどり夫婦と聞いています。お幸せに。
日勝峠を経て新千歳空港へ。道路が真直ぐなのには、改めて感心する。バスガイドさんの話、鈴木宗男さんは北海道では無くては成らない人です。今度選挙になれば必ず当選するそうです。ツアー客は白けている感じを受けましたが!..新千歳空港で2時間ほど時間待ちをし、20:55分発の便に乗る。羽田より宇都宮行きの最終バスに間に合いほっとする。

今回の旅行は体調の快復を期待し、また退職したけじめとして参加した。妻の千津子は何回か北海道を訪れているらしいが、知床近辺は学生時代に旅行して以来らしい。私が体調不調のため若干心配していたらしいが、お土産屋によるたびそれなりに楽しんでいた。単身赴任が長かったので4日間も一緒だったのは結婚以来か。今度は宗谷、礼文島に是非行きたい。


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